ギャラリ-ひな人形トップ画像

川原町屋と雛人形の歴史

川原町屋安藤商店のはじまり

明治時代後期、安藤安吉という少年が名古屋の提灯雪洞職人として家業を手伝っていました。

その後、親方の指導で、腕利きの提灯職人として成長していきました。

岐阜提灯の需要の高まりもあり、親元の名古屋を離れ、岐阜、金華山麓に居を移しました。

金華山麓には既に、提灯の部品を作る職人が数多く、移り住んでいました。

火袋の張り子、蒔絵師、曲げ物師などなど賑やかな職人町として栄えました。

安吉は職人たちの協力を得て、名古屋で習得した技術で、提灯、雪洞を主に名古屋の問屋に製品として納入しました。

今までの部品売りでなく完成品としてです。

名古屋の問屋は国内はもとより、海外にも販路をつくり、隆盛を極めました。

安吉はこうしたことから、提灯と雪洞を製造販売する安藤安吉商店を起業します。

川原町屋と雛人形

川原町屋はその安藤商店総本店の企画製造の販売店です。

現在、安藤商店は提灯だけでなく、雛雪洞をはじめ雛部品の製造会社でもあります。全国の雛職人に納入しています。

川原町屋の雛人形は、こうした全国の名匠雛人形を展示販売しています。

岐阜市本町にある安藤商店総本店「雛の蔵」と共に、江戸雛、京雛をはじめ地元の名古屋雛をお求めやすい価格でご提供させていただいております。

川原町屋は喫茶も併設しておりますのでお気軽にお越しくださいませ。

店主敬白